石巻駅から石巻線に乗る。電車でがたんごとん揺られて30分。
着いた駅は女川駅。駅前に新しくできた商店街を歩いていく。
海からの風が迎えに来た。
入った場所は、絆フレンズ。
奥側はフリースペース。ライブや英会話も行われている。
手前側はショップスペース。恵プロジェクトの商品が販売されている。
恵プロジェクトは、着物のリメイク品を作ることを通して、雇用を生み出し、
コミュニティーを作り、女川にとって恵みの源となることを目的として活動されている。
コンセプトは、『生まれ変わる美しさ』。
プロジェクトリーダーのチャミさん。
ストールの様々な巻き方を教えてもらえる。
その日の気分に合わせて変えてみたり。
着物リメイクの商品は全てが一点物。
素材や香りや色や模様、ひとつとして同じものはない。
ひとつひとつが出会い。
男性用にネクタイもある。
プレゼントしたり、お揃いファッションを楽しめそう。
試着することもできる。
じぶんがピンと来たものは試してみたい。
黒の生地に花の模様が入ったストールに、バンダナ。
普段の私服にもさらっとなじむ。
レジンで作られた髪留め。
お母さんたちが日々アイデアを積み重ねて生まれた商品。
気がひきしまって、目の前の視界が開けて、前向きな気分になれそう。
ブックカバーなどの日常品もある。
読書がさらに愛しいときめく時間に。
こちらの商品のデザインを主に担当されているのは、渡波在住の加藤洋子さん(写真中央)
彼女がいる工房はいつもにぎやか。
料理が大好きで、はぐする習慣も最近しみついて、すっかりみんなのお母さん的存在とか。
現在、新商品としてバッグを制作中とのこと。
どんな商品が出来上がってくるのか、今からとても楽しみ。
■まきじんコメント
着物がヘアピンやヘアバンド、スカーフ、ブックカバー、ネクタイなど新しい姿に変身。
同じ柄で違うアイテムもあるから、友達や恋人、家族とお揃いもいいかも。
歴史のある着物がガラリと新しい顔になって、
生き生きしているように見えた!
特に着物のストールは巻き方も色々あって面白い。
全国から寄せられた着物なので同じ柄や素材はあまりないそう。
まさに着物との一期一会と味わえる空間だった〜。
深い歴史がある着物。
リメイクの文化は江戸時代にすでに存在していた。
生まれ変わった着物の商品たちは、
使い捨てることが普通になった私たちに、
物の大切さと和の美しさを思い出させてくれる。
『恵プロジェクト』
addres|宮城県牡鹿郡女川町大原1-41シーパルピア女川
open| 10:00~18:00
close|月,第4金曜日
tel|0225-98-9121,080-9637-9121
Guest Model Rena